5年目のシーズンがスタート!
和田留佳が8位フィニッシュ!!

2025 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第2戦<br />
 SUPERBIKE RACE in SUGO

2026 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第2戦
SUPERBIKE RACE in SUGO
宮城県・スポーツランドSUGO(1周=3.6211km)
2026年4月25日(土):公式予選 天候:晴れ コース:ドライ
2026年4月26日(日):決勝 天候:晴れ コース:ドライ
観客動員数:8,500人(2日間合計)
ST1000
#10 和田留佳 予選 8番手(タイム:1分28秒060)決勝:8位
#16 芳賀瑛大 予選 15番手(タイム:1分29秒888)決勝:DNF

2026 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第2戦 SUPERBIKE RACE in SUGO|Team TATARA

 全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦が宮城県・スポーツランドSUGOで4月25日(土)・26日(日)に行われた。2022年に結成し、5シーズン目を迎えるTeam TATARA apriliaは、昨年に引き続きST1000クラスに和田留佳と芳賀瑛大のコンビを走らせる。マシンはもちろんaprilia RSV4 1100 FACTORYだ。

 渡辺一樹が加入し、アジアロードレース選手権シリーズASB1000クラスにフル参戦しつつ、全日本にはアドバイザーとして帯同。ARRCでのデータも全日本で活かし、チームとしてさらなる底上げを計っていく。ST1000クラスは、今回が初戦となったが、昨年よりも約1カ月早い時期の開催となったことで、気温が低く、難しいコンディションとなっていた。

2026 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第2戦 SUPERBIKE RACE in SUGO|Team TATARA

 前週に行われた事前テストでは、走り始めは調子が出ず、手探り状態の中で両者とも転倒する場面もあったが、チームとしてもリカバーしていき、タイムも縮まって来ていた。和田は2日目に1分28秒台に入り、ロングラップもこなし調子を戻したところで事前テストを終えていた。一方、芳賀は2度転倒があり、タイムも調子も上げきれずにいた。

 レースウイークに入っても気温は上がらず、和田と芳賀もなかなかタイムが上げられずにいた。芳賀は明らかに遅れを取っているセクターを改善すべく、チームと話し合いながら試行錯誤を続けていたが、金曜日2本目のセッション開始直後に4コーナーで転倒。ケガはなかったが、マシンが大破してしまう。メカニックは夜遅くまでマシンを修復。フレームやスイングアームも交換する重作業となっていた。

2026 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第2戦 SUPERBIKE RACE in SUGO|Team TATARA

 公式予選が行われた土曜日は、レースウイークで一番気温が下がったこともあり、まずはコンディションへの合わせ込みを想定したセットで走り出す。和田は、走り出してすぐに1分28秒台に入れると、1分28秒台前半で周回。1分28秒081を記録し、さらに自己ベストを更新していくと1分28秒060をマーク。惜しくも1分27秒台には入らなかったが、コンスタントに1分28秒台で走れており、決勝への期待が膨らむ予選の内容となっていた。

一方、芳賀は昨年のフレーム・スイングアームになったため、マシンの確認から行う。前日の転倒の影響もあり、思うようにタイムアップできずに15番手だったが、他のライダーのペナルティがあり、グリッドは14番手からスタートすることになっていた。

2026 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第2戦 SUPERBIKE RACE in SUGO|Team TATARA

 日曜日は気温が上がり、またも違うコンディションでのレースとなった。この日、最初に行われたST1000クラスの決勝は20周で争われた。和田は、スタートを決めると8番手でオープニングラップを終え、5位争いの集団につける。一方、芳賀もスタートで一気のポジションアップし、和田の背後につけていた。

 和田は、6周目に7番手に上がるが、中盤になるとフロントが流れ始めペースアップできない。転倒だけは避けようと踏ん張っていたが、徐々に順位を落とし10番手となっていたが、最終ラップに前で2台が転倒し8位でフィニッシュ。芳賀は、レース中に自己ベストを更新する走りを見せ、岩戸選手とバトルを繰り広げていたが、14周目の馬の背コーナーで痛恨の転倒。悔しいリタイアとなってしまった。

和田留佳|ST1000ライダー|Team TATARA

和田留佳|ST1000ライダー

「レースウイークに入ってからは調子自体は悪くなかったものの、どこか“ズレ”を感じていました。予選では序盤に空気圧の調整がうまくいき、走り出してすぐに自己ベストを更新。その後も安定して周回を重ねることができ、28秒前半で走ることができました。セクタータイムを見ても手応えがあり、表彰台も狙える位置にいるという感触はありました。決勝に向けてもロングランやスタート練習を行い、準備は整っていました。スタート自体は悪くなかったものの、周囲のペースが上がったタイミングでフロントのフィーリングが変わり始め、苦しい展開に。それでも転倒せずに走り切れたのは収穫です。ただ、最後は競り負けてしまい悔しさも残りました。勝負できるポイントの少なさも課題として明確になりました。一方で、自分たちのポジションが見えたことは大きな収穫です。決勝でのコンディション変化に対応しきれなかった点は今後の改善ポイントとして次戦につなげていきます」

芳賀瑛大|ST1000ライダー|Team TATARA

芳賀瑛大|ST1000ライダー

「事前テストから転倒が続き、チームに迷惑をかけてしまいましたが、夜遅くまで修復していただき感謝しています。ウイーク中も転倒がありリズムを崩してしまいました。予選はフィーリングの違いに苦しみながらもベストは更新しましたが、納得のいく内容ではありませんでした。決勝日はウォームアップで自己ベストを更新し、方向性はよかったです。レースではスタートでポジションを上げられたものの、周りのペースに対応できずミスもあり後退。終盤に仕掛けようとした場面で転倒してしまいました。結果にはつながりませんでしたが、ペース面での手応えはありました。今後は転倒を減らし、マシンと自分の乗り方を見直して、次戦につなげていきます」

井上哲悟|チーム監督

「ST1000クラス開幕戦ということもあり、グリッドに2台並べられたことを応援してくださる皆さまに感謝申し上げます。和田は、成長した面も見られました。決勝では路面温度が上がったところにうまく合わせきれなかった点は課題ですが、前が見えてきたことは大きな収穫です。レースタイムも10秒以上短縮できており、トップとの差も確実に縮まっています。路面温度やコンディションへの対応が十分にできなかった点については、今後しっかり詰めていきます。芳賀は転倒が続いてしまいましたが、決勝が一番速い走りができていました。転倒が重なってしまったため、チームとしても転倒を減らす取り組みが必要だと感じています。今年は、体制が変わり、アジアのデータも活用しながら、チーム全体として底上げができていると感じています。今後は、2人のライダーが気持ちよく走れるよう、さらに体制を整えていきたいと思います」

中野誠司|チーム代表

「応援してくださる皆様のおかげで、今年も全日本ロードレース選手権ST1000クラスに2台体制で出場できること、心より感謝申し上げます。今回は初戦のSUGOラウンドでした。結果は和田が8位、芳賀は転倒リタイアとなりましたが、ライダーは着実にアベレージスピードが上がってきており、スタッフもそれを支えるようにトラブルのないマシン作りに取り組んでくれています。そうした面からも、チームとライダーの成長を感じられる一戦となりました。次戦はオートポリスです。これまで以上の結果を出せるよう、スタッフ一同取り組んでまいります。引き続き応援よろしくお願いいたします」